▼東京へ出発
年内中に訪れたかった東京行き
目的の一つは
「もう一度片づけをはじめよう!『枠』を決めれば、モノは減らせる」の出版元
同文舘出版へご挨拶に伺いました。
久しぶりに編集部の皆さまとお会いでき嬉しいひと時です。
▼あっという間に出版から半年が経ちました
2019年5月29日に出版して早くも6か月。
この半年は、これまでの人生でも特にあっという間に感じました。
思えば昨年のちょうど今頃は
原稿を何度も検討していた段階で、必死で向き合っていたのです。
▼もがいていた一年前ハッとした一言 BEFORE
↑昨年の打ち合わせ風景より。
最初の原稿では著者の背景が見えない、伝わらない内容で、その後何度も書き直し、
どうしてもまとまらず悩みました。
編集者さんに矛盾をつかれても答えられない自分が情けなくて、もどかしい自分に落ち込みながら、
悔し涙で新宿界隈を歩いたこともあります。得意な事であり人生かけて伝えたい事なのにうまく言葉にできないというジレンマでした。
執筆ではこれまでの人生経験や生活を洗いざらい出して、シャワー中もご飯時も洗濯を干している時も歩きながらも、とにかく何をしても24時間ずっと原稿の事を考えていました。
それなのに、なかなか仕上がらない。
どうやってわかりやすく?どうやって例えれば?矛盾なくまっすぐに届けるためにはどうしたら?と産みの苦しみに嵌り、一日中パソコンの前にいても全く進まない日もありました。挙句に肝心な時に突然めまい症に襲われて・・・あの時は落ち込みました。
そんな中心配した友人からお茶に誘われ、何気無い会話から「覚悟を据えるって大事だ」の一言にハッとしたんです。
正直「覚悟?今更?」という時期だったのですが、
自分の考えを後悔しないくらい思いきりさらけ出しているのか?
もう一度最初に立ち戻ってみようと思い直しました。
根底にある本当に言いたいことにもう一度問いかけて、書き直し、何十年もやってきた本来の自分の片づけメソッドに忠実に沿ったのが本書の「枠決め片づけ」です。
だったら最初から忠実に書けば良かったのではないか?
なぜ何十年もやってきたことを記すのにそこまで悩んだのか?という話なのですが、
自分のやってきた「枠という収納の先決め」はこれまでの片づけ本とは真逆な方法ではないか?とか、片づけは時間がかかるという事実の公表に迷いがあったからだと気がつきました。
まずは「簡単に!」「手早い!」が要求される世に果たして受け入れられるかどうか?もっと王道で伝えるべきか?に揺らいでいたんです。
結局は私自身が片づけの「あるべき縛り」にもがいていたのですよね。
本能のままに
自分の本能に嘘はつけません。
何か違う・・・本当に言いたいことはこれなのか?と自問自答し、最終的に思い切って素直に従った結果を本文にしたのです。
そもそも私は本能的な片づけを勧めたいからこそ五感を使ったモノ減らしも伝えたかったのです。
▼産みの苦しみ
何かを発言したり、誰かに訴えかける行動や問いかけをするなら何を言われても構わない覚悟が必要で、正当性やどう思われるか?世の捉え方まで想像してばかりだと何も生み出せない事を知りました。
同時に実行は容易くはないことも実感します。
ただ、苦しみながらでも決心して公開すると、それはそれは清々しい気持ちになれるものです。
まさに出産後の母の心境。
守ろうという母性愛は自分の産み出した思考やメソッドにも通ずるのですね。
私自身が何度も思考の片づけを繰り返し、精査した結果で
これまで何度も片づけてもうまくいかない方、片づけ本を読んでも実行できない方に向けたのが
本書「もう一度片づけをはじめよう『枠』を決めれば、モノは減らせる」なのです。
▼その後 after
もがき産み出し、原稿を仕上げた後は津川さんの校正や編集、イラストの決定、装丁、デザインへと順に話は進んでいきました。
初校ゲラに感動し、
同文舘出版で発売前に初めて自分の本を手に取った時は感動して泣いてしまいました。
(娘にはこの写真ヤバイねと言われてしまいました。)
出版後は全国の書店で発売され、販促活動、記念イベントなど、初めてづくしの体験の中
本当に多くの皆様に応援もして頂きました。
出版記念トークショーではたくさんの方がご参加くださいました。
写真以上にブログやSNSなどでご紹介頂いた方にも本当に感謝しています!!
PRのチャンスやセミナーなどのお声がけも頂き感謝しています。
▼そして読者の皆様からの嬉しいご感想には『新しい視点!』との声
読者の方から連日のようにご感想やメッセージが届いています!!
昨年執筆に悩みもがいていた本文が誰かの役に立てたという最大限の喜びです。
本当にありがとうございます!!
⇒「ご感想特集」
▼お祝いの場を設けてくれた仲間や生徒、友人達のサプライズに感動しました
▼メディア掲載のきっかけで出会えたご縁もたくさんありました。
▼忘れてはいけないこと
実はこの半年間に起きた色々な出来事から原稿を書いた日々を忘れかけていました。
産後の苦しみも子育てと共に思い出となっていくようでもありますが、忘れないでいたい。
そして、私が書いた本文は出版社の元で世に出された事、本は多くの方の力のおかげで配本されています。
私の本であって私だけの本ではないのです。
神保町や出版社に来るともう一度初心を思い出して頑張ろうと思えます。
古き建物が活かされて、どこか懐かしさを感じられる神保町は東京で一番思い出深い街です。
昔々編集者をしていた祖母もこの街に通ったのでしょうか。
本書の最後には祖母の思い出エピソードも綴りましたが、ここに来る度どこか繋がっているような気がします。
▼嬉しいお土産
同文舘出版の古市編集長からなんと
手彫りのねずみの置物を頂きました! 来年の干支で縁起物です!!!
嬉しいお土産を大切に眺めながら、新たな展開に奮起しようと思います。
▼おまけ
神保町スイーツの美味しいカフェ
編集者の津川さんとは「文房堂」のカフェへ。
ここのパンランチやスイーツは絶品で特に美味しいのがフルーツタルト!!
写真の撮り忘れに途中食べてから気づきました。
時間をオーバーしながらも話は弾み、たくさんのパワーを吸収できました!
お腹も心も決意も満たされて有意義な時間を過ごせました。
出版からまだ半年です!これからもより必要な方へ届けたい!頑張ります!!
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