捨てられない自分にサヨナラ
今日は石山工務店主催の整理収納セミナー34回目
題して「捨てられない自分にサヨナラ」
「捨てられない」と名乗る正直な皆様にお伝え致しました。
■モノ についた見えないドロドロ
モノを仕分けするときは
「好きなモノ」「思い出」「ゴミ」の3つに分けましょうとセミナーでも
書籍でもお伝えしていますが
捨てられないモノには見えない「欲」や「執着」がドロドロとついていて迷います。
大事なのは
それらがどういう「欲」や「執着」にまみれたモノなのか?分析することです。
分析して納得すると手放しやすくなります。
今日は見えない
執着のあるモノ について考えてみましょう。
■捨てられないモノは必要な存在
自称「捨てオタク」な私にも捨てられないカテゴリーはあります。私が迷うのは「子どもに関するモノ」
かつて子どもが書いた作品や手紙や小さなイラストや勉強の記録や、なんと産着まで捨てられないのです。
これにはみなさん驚かれます。
これはいわば私の戻ることのない「時への執着」です。
かつて子育てに一生懸命になったあの頃を、何より貴いと思う気持ちや愛情が捨てられないのですね。
人によってはへー!!そこまで・・・!!と思うかもしれませんね。
でもそいういう本人にしかわからないこびりついた「原因」を知ることは自分の人生にとって何が大切か見極めるヒントになります。
なので、
「捨てられないモノ 」は自分が本当は何が好きで何にこだわっているのか
己の「欲」と「執着」の根源を教えてくれる必要な存在と言えるでしょう。
例えば、過去の手紙や年賀状が捨てられないとしたら、その人は
届けてくれた人とのつながりや気持ちを大切にしたいという気持ちが深いということでしょう。
素敵なことですよね。
だからこそ、捨ててしまう人との縁まで途絶えてしまいそうで不安になるのかもしれません。
ある人は初任給から給料明細をずっと取っていて捨てられないと話していました。
それは、その仕事を頑張ってきた自分の歴史そのものだからです。
仕事を続ける励みや誇りの象徴でもあるのでしょう。
しかし、
捨てるのはあくまで「モノ」であって「想い」ではありません。
ここの割り切りや納得が大事です。
うまくいかないと思い切って断ち切った後に後悔する事態になりかねません。
「手紙や年賀状を捨てても自分や相手への気持ちまで捨てるわけじゃないんだな」
こんな風にしっかりと己を納得させるプロセスが重要です。
その上でどうしてもやっぱり捨てきれないモノや未練も 出てくるでしょう。
それらを「これだけ」と残してとっておけば良いのです。執着の厳選です。
■モノは捨てても
たとえ過去の恋人からのプレゼントを捨てても、その頃の楽しい記憶や幸せな気持ちまで失ってはいないはず。
ふと感じた懐かしい香りが呼び覚ましたり、当時口にした味から一気に思い出が込み上げたり、流行った曲から景色を浮かび上がらせることもできます。
モノに縋らなくても私たちの感覚器は無意識に無限に記憶しているんですよね。
そして、過去執着の強いモノ、強すぎるモノでお部屋を満たすのはちょっと怖い。
あちこちから貞子が登場しそうです。
私たちは「今」を生きています。
過去の栄光とか昔のスタイルを強調する履けない服に囲まれるより今の自分に合った
こだわりや好きなモノ で揃えていこうではないですか。
執着駅を決めるのも自分です。
P.S.
私の子育ての思い出執着駅はこちらです。
次回は「欲」にまみれた捨てられないモノ
についてお届けします。
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