片付けデザインサポート
今日から12月。年末が近づき片付けのサポート依頼が増えています。
今日のご依頼は一軒家にお住いの奥様から出窓下の収納と玄関靴収納です。
こちらのご自宅の特徴はあまりお部屋にモノがありません。どこを見渡してもスッキリとしています。
正直依頼された空間もそのままでも十分整っていると感じます。
今回はさらに見た目を整えたいとのことでしたが、捨てるモノも殆どないのでモノの移動と組み合わせ方で変化を作りました。
①玄関収納
元来の靴の入れ替え棚の移動などです。
② 出窓下の収納スペース
赤いボックスは昔から愛用していた箱だそうで、今回活用しました。
入れ物を変えるだけ、入れ方を変えるだけでも変化がつきます。
たとえ普段扉で隠れる収納内でも見た目を考え外面を可愛く整えると開けるのも嬉しくなりそうです。
家の中にある隠れた収納グッズたち
「替えの収納グッズ」はどのご自宅でもなんかかんかあるものです。
代用できそうなモノを探すのも片付けなので、私は毎回お客様ご自身にあえて探させます。
今日も「ペンを入れるのに良さげなもの探してきてください。このくらいのこんな感じ」というリクエストにちょうど良いモノを持ってきてくださいました。
ピッタリとハマると嬉しいし、代用できるんだという気づきににも繋がります。
私の片付けサポートでは新しく収納グッズを買うというより、
初めて伺うご自宅でも部屋を見せてもらいながら瞬時に「あ これ使えそう。活かせそう・・・」と物色し記憶しておき、作業中に出番がありそうな時はあそこにあったアレどうでしょう?あのケース使えそうとリクエストします。
でも実際にはめて見て「あれ?合わなかった」もあるんです。
そんな時はお客様の方から「これはどうかしら?」などナイスな提案があり、うまくいくと「おお!!」とお互い感動します。
片付けが苦手だと思っていたご依頼者様は私でも見つけられたと嬉しさ倍増です。
苦手ではないのです。当てはめたり代用したり一緒にやることで気づくだけです。私はそのきっかけになっているだけなんです。空間認知能力は何と無く皆が持っているのです。
しまい込んだモノを活かす
さて続きですが、
今日は自立に向かう子供達の話、新しく始めたお仕事の話からしまっていたあるモノを逆に引っ張り出す片付けをしました。「しまい込んだモノを活かす」のも片付けの醍醐味だと私は思います。
20年前の思い出の鍵盤です。シール跡や埃もとことん掃除して綺麗に蘇りました。
今後のお仕事の幅の広がりや娘さんとのコミュニケーションにも一役も二役も買ってくれそうなピアノ。
早速クリスマスソングを弾いてくださいました。
新たな役割を与えられたモノがお部屋に加わるだけで、モノのウキウキした気持ちが伝わってくるようです。
暮らしにさらなる彩りを与えてくれそうな予感です。
今後のワンアドバイス
アドバイスは2点。
年季の入った扉の取っ手を変えて見ませんか?
玄関にクリスマスを一つ加えて見ませんか? さらにグッと変わるはずです。
扉の取っ手は最近は100円均一でもありますし、雑貨屋さんでも様々な種類がありお気軽に雰囲気を変えられるので
オススメです。
早速クリスマスを加えた玄関にしましたと後ほど写真付きでご報告いただきました。可愛いですね。
部屋の印象を変えるとまた暮らしが楽しくなり、家族の会話も増えるかもしれない。
そこに暮らす家族の笑顔が増える片付けを目指したいなと感じる私です。
あなたの部屋をイメージチェンジするお手伝いいたします。
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先日書籍の打ち合わせで東京に行ってきました。羽田空港のツリーです。
その模様はまた次回ご報告しますね。
片付け空間デザイナー はせがわ よしみ
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