「これから 私散らかします!」
そう宣言した途端「えー!?」
子供達の 驚いた笑顔がパーッと輝きました。
先日開催した 親子片付けセミナーでの一コマです。
第一弾そして先週末の第二弾でももちろん同様な笑顔!
片付けのセミナーなのに 「まさかいいの?」というワクワクが伝わってきました。
お子様は正直!! 散らかすって楽しいんですよね!
宣言後の私は、あちこちから モノを出して わざと 居間にポンポン放り投げて
「こーんなに散らかりました!
片付けは 皆さんにお願いします!
さあ、どのくらいで片付けられるでしょう? よーい どん!」
とお客様に託したのです。
さて・・・
わが家が初めてでないお客様は、片付ける場所が大体わかります。
初めてのお客様やお子様も、私がどこから出して散らかしているのかご覧頂いていたので、
「確か ここだよね?」とか 「ブラシは鏡のところかな?」などと親子で推理したり相談しながら
あっという間に片付いたのでした。
私が言いたかったこと。
それはもうおわかりですよね?
「モノの住所がわかれば あっという間に片付く!」
ということなのです。
生活していると散らかります。それは当然の事。
「片付けは 、散らかしたモノを元の場所に戻す作業」です。
散らかる事が悪いことではなく、ポイントは2つ。
1. 迷子のものがないかどうか?
2. 散らかす時も戻す過程にもストレスがないかどうか?
普段の動線や 習慣を分析して スムーズに流れるように、アップテンポのリズムで ポイポイ出したりしまえること。
これが理想です。
その仕組みづくりのアドバイスが私の仕事でもあります。
生きてると散らかります。
思い切り散らかす事ができるのは 健康な証拠。
寝込んでいては 散らかすことも大儀です。
片付けは、頑張れば頑張るほど、散らかすことが悪いことのように感じることがあるかもしれません。
きれいでいなくては・・・という思いに疲れてしまうかもしれません。
でも、恐れないでください。
散らかす時は思い切り 元気に散らかす!! いいんです。
どのくらいの時間があれば片付けられるか 把握できれば尚慌てません。
「丁寧に扱って気持ち良く戻す作業が、モノを大切にするということ。」
「片付けは人としてのマナーにつながります。」
今回子供たちに話しますと、皆真剣に私の目を見て聞いてくれたのが嬉しかったです。
・玄関に入れば靴をそろえる。
・美味しく楽しくご飯を食べた後は食器を下げる。
(給食タイムより)
・使い終わったらおもちゃは元に戻す。
そのかわり遊ぶときは思い切り楽しく! (大人も子供も夢中になったフエルト羊毛体験より)
ご感想
N.Kさま
給食も美味しく、片付けのテストはアウトプットが難しかったですが、羊毛体験も楽しかったです。
S.Wさま
整理整頓のコツが改めてわかりました。娘も認識してくれたら嬉しいです。羊毛フエルト初体験でき今後もやってみたいです。
家自体がとてもきれいで整理されていて、飾りなどとてもステキでした。
小学1年生 女子
べんきょうがたのしかったです。ちくちくするのもたのしかったです。
小学4年生 女子
片付けはどうして必要なのかは人としてのマナーや勉強にもつながっていくことがわかりました。フエルト体験をして針でちくちくしてやるのがとても楽しかったです。
お子様と一緒に一番原点に振り返ることが親子片付け講座のメリットかもしれません。
第一弾の様子はこちら⇒ 今年初親子片付け講座開催
さあ 2017年も元気に散らかしますよー!
今日の夕飯は散らし寿司にしようかな?
片付け空間デザイナー はせがわ よしみ
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